ちょっとじゃないよ~!っと、毎回楽しみにしていただいてる方からはツッコまれそうですが、毎年恒例?になりつつある社員旅行シリーズ(笑)が終わると 燃え尽き症候群みたいになっちゃいまして‥‥
っと、言い訳はこれくらいにして、本題に(笑)
2月22日(水)
やはり、高齢者のいらっしゃるお宅からの注文がほとんどですが、聞けばちょっとした段差でつまずいたり、転んだりすることが意外に大けがになってしまうそうで、その後にご注文下さる方が多いのですが‥
今日もご注文いただき、取り付けに伺ったのが白浜町内にお住いの K様宅
せっかくなので?施工の様子を公開したいと思います(笑)大丈夫かな?
今回取り付ける場所はこちら
国道沿いにあるK様宅 さらに、門までに3段の階段は高齢の御夫婦にはかなり危険です。
では、さっそく取り付けにかかります。
最初に支柱を立てる場所にアンカーボルト穴のマーキングをします。
ちょっとわかりずらいですが、あまり目立たないようにします。
次にマーキングした場所に穴を開けるのですが、ここで活躍するのがこちら
「振動ドリル」と言いコンクリートなどに簡単に穴を開けられる優れものです。今では当たり前の工具ですが、打撃と回転を組み合わせてコンクリートに穴を開けるなんてよく考えたものですよねぇ。
ここでの大事なポイントは、アンカーボルトのサイズにあった穴をきちんと開けること。当たり前のことですが、穴が小さければ入りませんし、大きいとアンカーがしっかり固定されません。そのために振動ドリルのケースの中には大小さまざまなドリルの刃が20種類ほど用意してあります。
打ち込んだアンカーボルトで支柱を取り付けます。
コンクリートは意外に平ではないので、4本のボルトを微妙に締め付けながら支柱が垂直になるよう調整します。
ここがしっかり決まると手摺りが完成した時の見栄えが抜群に良くなります。
支柱の取り付けが終わると手すり部分の加工です。
手摺り部分はステンレス製のパイプに被覆を施したものを使用します。
以前は支柱と同じように、ステンレスの素材そのままの手すりが多かったのですが、夏場に熱くなってしまったり、冬場は冷たかったり、更には滑りやすかったりしたものですから、最近ではこのようなタイプをお勧めしています。
設置する場所に合わせて切断し、管端にフレキシブルジョイントを取り付けます。
この辺の部材もホントに良くなりました(笑)
そして、それぞれの手すりを組み合わせ、支柱の高さを調整します。
なかなかいい感じですよね(笑)お客様にも気に入っていただけたようで良かったです(喜)
今回の工事は、支柱の位置決めがちょっと難しかったのですが、3時間ほどで完成しました。
でも、ホントは組み立てよりも設計(見積もり)~注文するのがけっこう大変なんです(汗)
出来上がってしまえば、何のことは無いように思われてしまいますが、そこも含めて見ていただけると嬉しいのですが‥‥
最近は、種類も豊富になり、屋内・屋外ともにいろいろな手すりが発売されています。
今までは、転ばぬ先の杖と言ってましたが、これからは転ばぬ先の手すりかも‥‥(笑)
ご相談お待ちしてます。